蒸し暑い日が続くようになりましたね。我が家のベランダの花も満開です。品揃えの良いお店を去年の秋に見つけて衝動買いしたのですが、うまく咲きました。お店を知りたい方はお聞きください。
さて本題に入ります。
当院にはじめていらっしゃる方の中には、数か月前に痛めたのにまだ治らないという方も多くいらっしゃいます。
ただの疲れ程度であれば、休めば自然に改善することもできるでしょう。しかし、日常生活で常に負担のかかる部位に炎症を起こした場合は、放置していても治らない場合があります。
日常生活で負担をかける例として、不適切な姿勢をしていたり、不自然な体の動かし方をしていることが考えられます。
極端な言い方をすれば、不適切な姿勢や、不自然な体の動かし方は関節技をかけつづけているような状態です。痛めている部分を無意識で痛めつづけてしまっているのです。
もう痛めてから半年も経っているのに治らないとか、ぎっくり腰がクセになっているという方はこの傾向にあります。クセになっているのではなくて、ぎっくり腰を起こしやすい生活をいつもしてしまっているんですね。
食べたいだけ食べて、「全然やせない」と言っている人がいたら、「そりゃそうだ」って思いますよね。それと似たようなものです。
治療と同時に大切なのは生活習慣の見直しです。そのために当院では、お仕事の内容やご自宅で過ごしているときの姿勢、趣味などについて詳しくお聞きすることもあります。
生活習慣の改善にも取り組んでいる方は、結果が出るまでに1,2か月かかったりしますが、確実に改善しています。(事故や加齢などにより骨や軟骨の不可逆的な変形などが起こった場合は難しいこともあります。)
一緒にあなたの体のために考えていきましょう。