七草粥で胃腸をきれいに

邪気祓いと無病息災

七草粥は、チャイナの五節句の一つとして伝わり、日本では江戸時代に、邪気を祓い無病息災を願う行事として広がりました。七草には、胃腸の疲れをとったり、ビタミンやミネラルを補給する働きがあります。正月疲れの胃腸にちょうどいいですね。

お粥について

お粥は「清腸潔胃」といわれ、文字通り胃腸をきれいすると考えられています。また、お腹を内側からあたためるので血行促進、胃腸のはたらきを高める、新陳代謝があがるなどの効果があります。お粥は消化もいいので、七草をお粥で食べるのは相乗効果で胃腸に優しいのですね。

七草とは?

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ…が七草ですね。名前は覚えているけれど、くわしくはよく知りませんので、薬効など簡単にまとめてみました。

  • せり  貧血、便秘に
  • なずな  解熱効果、高血圧予防
  • ごぎょう せき、のどの炎症、吐き気を抑える
  • はこべら 栄養豊富、整腸作用
  • ほとけのざ 胃を丈夫にする
  • すずな 消化を促進、解毒
  • すずしろ 消化を促進、便秘、せきやたんに

すずなはカブで、すずしろは大根です。私も今、再確認したので偉そうなことは言えませんが。

特に、大根は比較的食べる機会もおおいですよね。消化酵素が多く、老廃物を排出する効果も高いので胃腸の調子が気になる方は覚えておきましょう。ちなみに消化酵素は熱に弱いので、大根おろしなどにするのがよいです。私はおでんの大根の方が好きですけれど。

ただ、大根はからだの熱を冷ます働きがあるので、冷えを避けたい方は量を多く取り過ぎないようにするか、温めて食べましょう。

まとめ

なんとなく風習として、七草粥を食べるのは1月7日というイメージがありますが、そもそも旧暦ではまだ先です。1月7日にこだわらず、これからの季節は積極的に食べるとよさそうですね。

私も、胃腸の浄化と風邪症状対策に取り入れていきたいと思います。いまだと、お店で七草のセットなんかもありますから活用してみてはいかがでしょうか?

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