からだに良いの?悪いの?
昔から、コーヒーはからだに良いとか、悪いとかいろいろ言われていますね。
私はあまりそんなことは気にせずに、コーヒーを飲んでいます。なぜなら、好きだから。多分、一日5杯くらいは飲んでいます。
たばこも吸わないし、お酒もほとんど飲まないし、変なクスリもしないので(当たり前か)、コーヒーは唯一の嗜好品&精神安定剤のようについつい飲んでしまうのです。
コーヒーの効能について
コーヒーに関するデータから、考えられる効能の一部を書いてみましょう。
- 肝臓がん発症のリスクを減らす。(ほぼ確実)
- 糖尿病発症を抑える。
- 脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の発症を抑える。
- コーヒーの香りによるストレス減少効果
この他にも、調べると色々と見つかるかと思います。
ここに書いたことは、あくまでもリスクを減らすというもので、コーヒーを飲めば病気にならないとか、治るというものではありません。
統計的に、コーヒーを飲む人と飲まない人では差がありますよという意味です。
薬膳からみるコーヒー
先ほどは、科学的なデータにもとづいた効能を書きました。
次は薬膳から見た効能です。この場合は、数字などのデータではなく人間の感覚の蓄積による経験的な効能です。
他にもいくつかありますが、主なものを書き出します。
- 利水
- 安神
- 解毒(お酒)
「利水」とは、利尿作用のことです。からだにたまった余分な水分を出す働きです。これは誰でも経験ありますよね。私は、映画館で映画を観るときはコーヒーを飲みません。途中でトイレに行きたくなったら困りますからね。
二日酔いのときに利水と解毒目的でコーヒーを飲むのもよいとされています。
「安神」とは、字から推定できると思いますが精神安定みたいなものです。リラックス効果とも言えるでしょう。これも、なんとなく経験的に感じている方は多いのではないでしょうか?
コーヒーはカフェインによる覚醒作用が一般的には言われていますが、一方で香りにはストレス減少効果もあるので、それが安神につながるのかもしれませんね。
飲み過ぎと飲みかたに注意
先ほど、脳卒中の予防効果について書きましたが、飲めば飲むほどよいというわけではなく、統計的には1日に3~4杯が適量とされています。
また、利水作用は余分な水分を排出するという働きですが、一方で潤いが不足していると感じている方は飲み過ぎない方がよいです。
潤いが不足しているというのは、のどが渇きやすい、肌や目の乾燥、髪がぱさつく、顔がほてる…のような状態です。
それと、缶コーヒーには角砂糖が3,4個分の糖分が入っているので控えましょう。ブラックか豆乳を入れたコーヒーをおすすめします。
まとめ
血管系の病気のリスクを減らすことを考えると1日3~4杯のコーヒーが適量です。あくまでリスクを減らすというものなので、飲めば飲むほど病気にならないとか、病気が治るというわけではありません。
また、コーヒーを飲むと胃が痛くなるとか不調を感じる方は無理して飲む必要はありません。
コーヒーと言っても缶コーヒーのような砂糖たっぷりのコーヒーは、ここで書いたコーヒーにはあてはまりません。ブラックか豆乳入りの物とお考え下さい。
喫茶店などにあるコーヒーフレッシュは「トランス脂肪酸」を含み心疾患のリスクを高めるので、できれば摂らないことをおすすめします。
とはいえ、あまり細かいことを考えていると精神衛生上よくないので、一応知識として覚えておいて、ときどき気を付けていただくといいかと思います。
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