多摩センターの公園の鳥もにぎやかになってきたと思っていたら、梅雨も近づいて蒸し暑くなってまいりました。
この前の土日は、ぎっくり腰の方がお二人と、ぎっくり腰になりそうという方がお二人みえました。
この仕事をしていると、どういうわけか同じ症状の方が立て続けにいらっしゃったりします。
新年度になってからの疲れ?気候によるもの?いろいろな理由が考えられそうです。
私は、幸いぎっくり腰になったことがありません…というよりも、こういう仕事をしていてぎっくり腰になるなんて、体の構造や使い方を理解していない人ってことになります。(転倒などのアクシデントならやむを得ないですが。)
ストレッチで柔軟性を維持しておくとか筋力をつけるということよりも、腰痛予防に大切なのは、重心の位置を意識することです。
姿勢を良くするということは、重心をある一定の範囲に保つということになります。
また、下に落ちたものを拾ったりするときに膝を曲げて腰を落とすというのも重心の位置を保つという意味があります。
では、どうすれば重心の位置を保つことができるかというと言葉で説明するのは難しいことと、間違って伝わってしまってもよくありませんので来院されたときに詳しくお話しできればと思います。
…と言うとケチくさいので、少しポイントを書き足しますと「足の裏」を意識することです。
「足の裏」に体重を感じている状態。両方の足の裏の、つま先からかかとまでを意識して体重を感じるということが重心を保つヒントになります。
体重は足の裏で支える。当たり前のことですが、足の裏でささえずに腰で重い物を操作すると腰を痛めてしまいます。詳しくはまた、ご説明しますね。