指圧やマッサージといいますと、筋肉を力で緩めることと思われがちであります。
確かに物理的な刺激による緊張緩和もございますが、化学的な変化をからだに働きかけるという面もあります。
筋肉は強い力をうけるほど、体に備わっている神経伝達物質が分泌されて血管を広げたり、血管の透過性が高まったりすることがわかっています。
それによって、血管が拡張して、痛みや疲労の原因物質を洗い流すことになります。
このとき、できるだけ垂直に圧をくわえること、筋肉全体に刺激をくわえることが大切になります。
筋肉の走行を理解せず、かたい局所だけを無理にもんだりすることは効果的ではありません。
施術を受ける前に、そこのところをご理解いただきたいと思います。
今回はこの辺でお開きにして、次回つづきを書いていきます。
「ワタクシ今回の記事とは何も関わりござんせん。」